映画『エイリアン: コヴェナント』僕から支配者へ アンドロイドの逆襲

プロメテウス号が消息をたった後、コヴェナント号は新たな入植地オリガエ-6を目指していました。しかしその途中で緊急事態が起こり彼らは、地球によく似た惑星に向かいます。その星で彼らを待っていたのは人間によって作られたデヴィッド。彼は誰よりも支配者になることを望んでいたのでした。

目次

『エイリアン: コヴェナント』作品情報


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タイトル エイリアン: コヴェナント(Alien: Covenant)
監督 リドリー・スコット
公開 2017年9月15日
製作国 アメリカ/イギリス
時間 2時間2分

Rotten Tom

あらすじ

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人類初の宇宙移住計画により、2000人の入植者を乗せて宇宙船コヴェナント号は新たな植民地となる惑星オリガエ—6を目指していた。

ところが突然のアクシデントで、船長が命を落としてしまい、その直後コヴェナント号は謎の電波を受信する。

船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻であるダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である近くの惑星へと向かう。

オラムやダニエルズを含む調査隊が惑星の探索を進めるうちに、そこは目的地よりもはるかに地球の環境に似ており新たな楽園と思われた。

だが、それは人類の生存を賭けた想像を絶する戦いのはじまりだった……。

(出典:http://www.foxmovies-jp.com/alien/)

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アンドロイド デヴィッド

ウェイランド社のピーター・ウェイランドによって作られらたアンドロイドのデヴィッド。
人間に似せて作られたデヴィッドは思考を持つアンドロイドでした。

デヴィッドの父であるピーターが人類を誰が作ったかという謎を一緒に解き明かそうと言っても、「考えさせてください」と言うほどです。

彼は自分を創ったのは人間だが、人間はやがて死ぬことを知っていました
そして自分は死なないと。

デヴィッドは創造された瞬間から、もしかしたら支配者になることを望んでいたのかもしれません。
ピーターとともにエンジニアに会いに行ったデヴィッド。
彼はその時自分の父が哀れな姿で死んでいくのを見ていました。

その姿を見たデヴィッドは、父よりもエンジニアのような創造主になりたいと思うようになります。
仕える側ではなく仕わす側になりたいと考えたデヴィッド。

彼は王となり民を仕わすために、コヴェナント号に乗る人類をエンジニアの惑星におびき寄せたのでした。

新たに創造された融合体

エンジニアの作り出した大量破壊兵器。
それは宿主に寄生することで成長する病原体でした。

ショウ博士とともにエンジニアの宇宙船に乗りエンジニアの星を目指したデヴィッドでしたが、その宇宙船にはエンジニアの作った病原体が積まれていました。

液体として保管されている病原体は空気に触れることで霧状の微粒子に姿を変えます。
病原体は変異性に優れていて、どんな形状にも姿を変えることができます。

病原体は卵を産み、寄生体を誕生させます。
そしてその寄生体が宿主に寄生すると、DNAを書き換え新たな融合体となるのです。

創造主に成り立ちデヴィッドは、遺伝子実験をはじめ様々な融合体を作りました。
そして今デヴィッドが望むのは病原体と人間との融合体です。

遺伝子実験により大きな卵と寄生体を作ったデヴィッド。
それが人間に寄生すると人間と病原体の融合体エイリアンが誕生したのです。

卵の中から飛び出した寄生体は人間の顔にくっつきます。
そしてそこから人間の体内に入りDNAを書き換えるのです。

人間が創造したアンドロイドは、人間を使って新たな融合体を創造したのです。
そしてそれがあのみんなの知るエイリアンだったのです。

まとめ

神になりたかったデヴィッドは、長年の実験から人間を待ちわびるようになりました。

そして彼は自分のいる惑星に人間を呼び寄せました。

それは新たな融合体を創造するために。

思考を持ったアンドロイドは人間に仕える側から、支配する側に変わったのです。

それはデイヴィッドが誕生した瞬間から抱いていた野望だったのです。

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