映画『ピラニア3D』やっぱり保安官の話は聞いた方がいいと思う


エロくてグロテスクな映画『ピラニア3D』。スプリング・ブレイクで大騒ぎする若者を襲ったのは殺人魚ピラニアでした。異常なほどに盛り上がっている若者達には、危険を伝える保安官の声は届きません。この映画を見るとアメリカの若者のはじけっぷりに驚かされると同時に、保安官の言うことは聞くべきだと思うはずです。

『ピラニア3D』作品情報


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タイトル ピラニア3D(Piranha 3D)
監督 アレクサンドル・アジャ
公開 2011年8月27日
製作国 アメリカ
時間 1時間28分

Rotten Tomatoes

あらすじ

観光客でにぎわうヴィクトリア湖。

目玉イベント“ウェット・Tシャツ・コンテスト”が開かれている湖畔では、ノー天気な若者たちが乱痴気騒ぎを繰り広げていた。

一方、女性保安官のジュリーは、湖で釣り人の老人が行方不明になった事件の調査に向かう。

その息子ジェイクは、陽気なポルノ映画監督と知り合い、ガールフレンドのケリーと一緒にロケのお手伝い。

しかし、そんな湖の下には誰も知らない地底湖が存在し、太古から激しい生存競争を繰り返しながら、より凶暴な種へと独自の進化を遂げてきた恐るべきピラニアが棲息していた。

そしてその殺人魚の大群が、前日の地震で出来た湖底の割れ目を通り、人々がバカンスを楽しむ湖へと流れ込んで来るのだが…。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/339377)

スプリング・ブレイク

アメリカの学生にとって、「春休み」とは重要な休みです。
それは馬鹿騒ぎできるからです。

多くの若者がリゾート地を訪れ、お酒や恋愛を楽しみます。
『ピラニア3D』ではヴィクトリア湖若者がたくさん集まりました。

湖で行われていた「“ウェット・Tシャツ・コンテスト」。
実際にスプリングブレイクなどの、若者のイベントで行われているイベントです。

若者に人気のチャンネルMTVでは実際にスプリング・ブレイクの時期になると、スプリング・ブレイクで大はしゃぎする若者達を流す番組も始まります。

この番組がヒットするとさらに若者達の間では、スプリング・ブレイクは大きなイベントとなっていきました。

しかし映画の中で保安官のジュリーが若者を取り締まっているように、羽目を外してしまった若者の行動は社会問題になって行きました。

『ピラニア3D』で描かれる湖に集まった若者達は本当にバカばかりです。
『ピラニア3D』の監督アレクサンドル・アジャはフランス人です。
もしかするとスプリング・ブレイクで馬鹿騒ぎするアメリカの若者達は、監督にとって映画に出てくる若者のように見えたのかもしれません

しかもジェイクを撮影に連れ出した、監督のデリックには実在するモデルがいます。
映画の中では「ワイルド・ワイルド・ガール」と言っていましたが、実際は「ガールズ・ゴーン・ワイルド」と言うエロビデオがあります。

これを製作しているジョー・フランシスが映画のデリックのモデルです。

湖ではしゃぐ人達を見ていると映画の中の出来事と思いがちですが、あの湖で行われていたことは実際にアメリカで起きていることなのです。

殺人魚ピラニア

スプリング・ブレイクではしゃいでいる多くの若者を襲ったのは、殺人魚ピラニアでした。

保安官達は何度も若者に湖から上がるように注意しますが、誰も聞きません。

そしてその結果が残虐な事態を生むことになったのです。

人間を次々とおそうピラニアの描写もかなりグロテスクですが、パニックになってしまった若者達を襲う悲劇もかなり残虐的です。

パニック映画によく描かれる「ピラニアも怖いけど人間も怖い」と言うのがよく伝わってきました。

保安官の言うことを聞いていればこんなことにならなかったのにと考えると、やっぱり保安官の言うことは聞くべきです

それでも襲われるのは痛い若者達なのであまりかわいそうには感じません。
それも監督の意図なのかもしれません。

ただし子供が襲われそうになるのは辛いので、子供だけは助かって欲しいと思ってしまいました。

まとめ

王道パニック映画『ピラニア3D』。

しかし王道から外れるグロテスクでおばかでエロい映画でもありました。

笑いながらホラー映画を見たい人にはお勧めかもしれません。

お酒を飲んで馬鹿騒ぎしたい時もありますが、この映画を見ると「ほどほどにしておこう」と思うでしょう。