映画『となりのトトロ』サツキとメイにとってのトトロとは?


田舎の塚森のクスノキに住むトトロ。サツキとメイだけにしか見えませんが、彼女たちにとっては寂しい心の隙間を満たしてくれるのがトトロでした。サツキとメイにとってトトロとはどんな存在だったのか?ここでは二人の暮らしからトトロについて見ていきたいと思います。

『となりのトトロ』作品情報


となりのトトロ [DVD]

タイトル となりのトトロ
監督 宮崎駿
公開 1988年4月16日
製作国 日本
時間 1時間26分

Rotten Tomatoes

あらすじ

入院中の母のため、考古学者の父とともに、田舎の一軒家へ引っ越してきたサツキとメイ。

近所の少年にお化け屋敷と呼ばれたその家には、不思議な生き物が住んでいた……。

(出典:https://eiga.com/movie/21235/)

トトロの正体

田舎の塚森のクスノキに住んでいるトトロ。
大中小合わせて三匹のトトロが住んでいて、トトロはネコバスに乗って移動します。

大人には見えないサツキとメイにだけに見えるのがトトロです。
トトロは単なるおばけなのか?
それとも違うものなのか?

サツキとメイにとってトトロとは一体なんなのでしょうか?

メイ

母親が入院していて1番寂しさを感じているのはメイかもしれません。
サツキが学校に行っている間は一人で遊んでいます。
父は家にいますが仕事をしていてメイの相手はできません。

そんな1人でいるときにメイが出会ったのがトトロでした

まだ4歳の少女メイにとってはお母さんがそばにいない事はとても寂しいことです。
そんなメイの寂しさを埋めてくれくれるのがトトロという存在でした。

メイは初めてトトロに出会った時にトトロのお腹の上で寝ます。
母親のような温もりを感じたのかもしれません。

メイにとってトトロとは1人の寂しさを埋めてくれる母親がわりだったのです。

サツキ

一方でサツキも母親がいないことに寂しさを感じてはいましたが、メイの姉としてそんなそぶりは一切見せません。

母親の代わりに朝ごはんを作り、メイの面倒を見ています。
そんなサツキの頑張りをお母さんも気がついていました。

母親がわりといってもサツキだってまだ小学生です。
家にお母さんがいない事は寂しいのです。

だから夜父親を待っている心細い状況の時に、サツキはトトロに出会ったのです。
サツキにとってもトトロは心細さを埋めてくれるものでした。

母親が風邪で戻ってこれないことがわかった時、サツキは涙が止まらなくなります。
これまで我慢していたものが一気に溢れ出たのです。

しかもメイまでいなくなってしまいます。
不安で仕方ないサツキの心を癒してくれたのがトトロであり、ネコバスだったのです。

母親の病院で笑っている父と母を見てサツキは安心しました。
「お母さんは大丈夫だ」とわかったのです。

だから帰りはネコバスではなくメイト二人で歩いて帰ったのでしょう。
母親の無事を知り寂しさと不安がなくなったサツキとメイにとってはもうトトロやネコバスは必要なかったのです。

二人にとってトトロは不安と寂しさを消してくれる存在だったのです。

森の主


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メイからトトロの話を聞いた父親は「森の主にあったんだね」と、トトロのことを森の主と表現しました。

さらに塚森の横にあるクスノキにトトロは住んでいました。
父親は「昔木と人は仲良しだった」と言います。

クスノキに住むトトロはこの森を守っていたのかもしれません。
仲良しだった人を守るために。

トトロは傘を渡してくれたサツキにお礼をしました。
サツキの優しさはトトロに伝わっていたのです。

だから困ったサツキを助けるためにメイの元に連れていってくれたのです。

まとめ

サツキとメイの前に現れたトトロ。

二人を包み込むように大きくて毛並みがとても気持ちよさそうなのがトトロです。

そんなトトロはサツキとメイにとっては自分たちを守ってくれる存在で、心を暖かくしてくれる存在でもありました。

母がいなくて寂しかった二人の心をトトロは優しく包み込んでくれたのです。