スティーブン・スピルバーグの名前を世界に広めることになった作品『ジョーズ』。それと同時にスピルバーグ監督の作品の原点が詰まっている映画でもあります。ここでは世界中を驚かせた『ジョーズ』の恐怖を振り返ってみたいと思います。
『ジョーズ』作品情報
タイトル | ジョーズ(Jaws) |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
公開 | 1975年12月6日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間4分 |
Rotten Tomatoes

・録音賞
・編集賞
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
ジョーズ=サメ
Pop Jaws with Diving Tank Vinyl Figure
人気の海水浴場で次々と人がサメに襲われてしまいます。
息子が襲われそうになった警察官のブロディ。
彼は息子襲われそうになった怒りと警察官としての正義感からサメ退治に出かけました。
世界中がサメの恐怖を感じた映画『ジョーズ』は、公開されると同時に大ヒットしました。
この映画の大ヒットがスティーヴン・スピルバーグは世界中で名前を知られる監督となったのです。
そんなスピルバーグの出世作の『ジョーズ』ですが、もちろん「サメ」という意味ではありません。
映画の中でサメが登場したときは「シャーク」と言っています。
もともと「jaws」とは上顎と下顎を合わせた「あご」とう意味です。
しかしこの映画のヒットにより、「ジョーズ」=「サメ」という認識になりました。
これはアメリカだけでなく全世界で認識されています。
このことだけでも『ジョーズ』の大ヒットを知ることができますし、1975年に公開されて以降も多くの人に見れれている作品とういことも分かります。
『ジョーズ』の恐怖
前半のドキドキ
『ジョーズ』の大ヒットはサメの恐怖を多くの人に与えたことにあります。
その中でサメの恐怖を強く選出したのが、あのテーマ曲です。
この音楽はオープニングから流れます。
海の中を泳ぐサメの視点の映像とともに、この音楽が流れるのです。
それ以降サメが登場するときは常にこの音楽が流れ、緊張感を煽ります。
さらにこの音楽と登場するサメはいることはわかるけど姿をなかなか見ることができません。
姿が見えない恐怖。
『ジョーズ』では前半その恐怖がずっと続きます。
音楽とサメ視点の映像でサメが人間に近づいているのは分かりますがほとんど姿が見えないことでとり緊張感が生まれます。
さして気がつくとサメに人間は襲われてしまっているのです。
このドキドキ感が映画の前半はずっと続きます。
後半の脅威
Factory Entertainment Jaws Orca Attack Shakems Premium Motion Statue Action Figure
前半なかなか姿を見せなかったサメは、後半になりその姿を表します。
それは全長7m50cmもある大きなサメでした。
タイトルである『ジョーズ』の通り、恐ろしい歯のついた顎が現れます。
サメの力と勢いは船をも壊してしまうほどのパワーです。
男3人が全く太刀打ちできないほどのサメは前半のドキドキ感とは違い、後半は怖さが画面いっぱいに伝わってきます。
何をやっても倒すことのできないサメを倒すことができるのかと思ってしまうほどです。
次第にその威力を見せるサメとなすすべのない男3人のパワーバランスは圧倒的にサメが優位なことが分かります。
そのサメを倒した方法は?
それはきちんと伏線を回収した倒し方でした。
船の中で喧嘩の原因に1つだったガスボンべを使ってサメを倒しました。
命がけで戦いなんとか倒せたホオジロザメ。
しかしこの映画でホオジロザメの恐怖を多くの人が感じる作品となったのです。
まとめ
スピルバーグの名前を世界に広めることになった『ジョーズ』。
サメの恐怖が多くの人の心に残った作品で、大ヒットしました。
それとともにテーマ曲も多くの人の耳に残り、曲を聞いただけで『ジョーズ』だとわかるほど認知されています。
この後の多くの作品に影響を残すことになった『ジョーズ』。
改めて見直すとそのすごさが分かります。
初めて見た時だけでなく、何度見てもその恐怖を感じることができる作品でもあるのです。
それが『ジョーズ』の凄さなのです。