消滅したはずの「審判の日」。しかしそれは人類が避けて通ることのできない運命の日でした。ジョンと未来のジョンの妻ケイトを守るためにやって来たターミネーター。彼のミッションは二人を生かすことでした。
『ターミネーター3』作品情報
タイトル | ターミネーター3(Terminator 3: Rise of the Machines) |
監督 | ジョナサン・モストウ |
公開 | 2003年7月12日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間49分 |
Rotten Tomatoes
『ターミネーター3』あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
審判の日
NECAターミネーターコレクションシリーズ3/(7インチフィギュア) T-800
1997年8月29日に起こるはずだった核戦争。
「審判の日」と呼ばれたその日は、機械が人間に仕掛けた核戦争により人類の多くが滅亡する日でした。
しかしその「審判の日」はサラ・コナーとジョン・コナー、そして未来からやって来たターミネーターによって消滅しました。
スカイネットの開発を防ぎすべてのチップを燃やし、これで人類にとって平和な日々が続くはずだったのです。
しかし、実は「審判の日」は消滅したのではなく、延期されただけでした。
人類にとって「審判の日」の不可避な出来事だったのです。
そしてまた未来からターミネーターがジョンとジョンの未来の妻であるケイトを殺しにやって来たのでした。
T-X
ターミネーター3 T-X エンドスケルトン ミニバスト 7” 限定6000体
新たに送られたターミネーターのT-X。
それはさらなる進化を遂げたターミネーターでした。
しかも本来はサイボーグ抹殺用に作られた対ターミネーター用だったのです。
動力はプラズマであらゆる武器が内蔵されています。
しかも触れたものに姿を変えることができ、他のマシーンを操作することもできる優れたターミネーターでした。
ジョンとケイトを守るためにやって来たT-800では叶わない相手なのです。
未来でジョンが見つからないために、ジョンの部下達を殺そうと考えたスカイネット。
スカイネットはT-Xを過去に送り、ジョンの部下の抹殺を命令します。
しかしその過去でジョンを見つけたT-X。
ジョンの部下だけでなくもちろんジョンも殺そうとし始めるのです。
スカイネット
サラとジョンが開発を防いだはずのスカイネット。
開発につながるターミネーターのものをすべて抹消したはずでした。
しかし未来ではスカイネットに支配された世界になっていました。
なぜなら新たにスカイネットは開発されていたのです。
スカイネットを開発したのはで空軍に務めるケイトの父でした。
彼は秘密裏に無人防御システムを開発していたのです。
まだ未完成の状態でしたが、コンピューターに侵入したウィルスを止めるためにスカイネットを起動させてしまいます。
そしてこれが「審判の日」の始まりになってしまったのでした。
未来は自分で創る
T-800型が改造されて新たに過去にやって来たのはジョンとケイトをも守るためでした。
しかも過去に送ったのは未来のケイトだったのです。
ジョンとケイトはなんとかしてスカイネットを止めようとします。
しかしスカイネットはその名の通りネット上のものです。
ネット上に存在するプログラムであり、中枢などはもともとなかったのです。
一度動かしたスカイネットは、もう止めることは出来なかったのです。
それを知っていたケイトの父は、彼らを騙しシェルターに逃がします。
ケイトとジョンを守るターミネーターも、それを知っていたのに彼らには告げませんでした。
なぜなら彼のミッションは二人を守ることだったのです。
「審判の日」に多くの人類が命を落とす中、ジョンとケイトを生かすことが彼の任務だったのです。
そしてそれを守ったターミネーター。
彼のおかげでジョンもケイトも生き延びることができました。
スカイネットを止めることは出来ませんでしたが、他の場所にも生き残っている人はいます。
ジョンは彼らのリーダーとなり自らの手で未来を創っていくのです。
そしてそれは母の言葉でもあり、また未来の自分の言葉でもあったのです。
ここから新たな人類の戦いが始めるのです。
まとめ
どんなに防ごうとしても人類に起きてしまう「審判の日」。
ジョンはそれを受け入れるしかありませんでした。
そしてそこからジョンのリーダーとしての未来が始まるのです。
一人ではなく仲間とともに人類のために立ち上がります。
スカイネットは止められなかったけど、ジョンは人類の未来のために立ち上がり自分の手で未来を気づきあげていくのです。
ただし、「審判の日」が防げないとわかった今は、この先の未来で彼は過去に自分の父親を送らないかもしれません。
そうすると自分は生まれないわけで。。。。
自分が存在するためには、カイルを過去に送らなくてはいけません。
考えれば考えるほど時間のパラドックスにはまってしまいそうです。