映画『カーズ』内容と解説 田舎町で出会った仲間が教えてくれたこと


新人レーサーのライトニング・マックィーンがひょんなことからたどり着いてしまった田舎町のラジエーター・スプリングス。マックィーンはその町で知らない間に大切なことを学んでいました。自分よがりだったマックィーンが気がついた1番大切なものとは?

『カーズ』作品情報

タイトル カーズ(Cars
監督 ジョン・ラセター/ジョー・ランフト
公開 2006年7月1日
製作国 アメリカ
時間 1時間57分

Rotten Tomatoes

『カーズ』あらすじ


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若き天才レーサー、マックィーンは、「レースでトップになることだけが人生の全て」と信じて疑わない身勝手な性格。

そんなマックィーンが、チャンピオン決定戦へと向かう途中で迷い込んだ田舎町≪ラジエーター・スプリングス≫。

その町の個性的な住民、サリー、メーター、ドック・ハドソンらとの人情味溢れる触れ合いによって、次第にマックィーンの心には変化が表れ始める。

やがて彼は、ゴールを勝ち取ることよりも、もっと大切なことに気づいていき…。

(出典:https://www.disney.co.jp/studio/animation/0731.html)


ライトニング・マックィーン


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『カーズ』の主人公ライトニング・マックィーン。
新人レーサーでありながら優勝争いの関わってくる天才レーサーで、なおかつ大人気のレーサーでした。

自分自身でもその才能と人気を感じているマックィーン。
注目される日々が続き、傲慢なレーサーになりつつありました。

ピットやクルーの言うことを聞かずに、自分本位のレースを続けます。
しかもレースの勝てるのは自分の才能だからと、クルーのことを大切にしません。
引退を控えるキングから「レースは1人で勝てるものではない」とアドバイスされますが、上の空で聞いています。

マックィーンの中には優勝して新しいスポンサーをつけること、そして有名になることしか頭の中にありませんでした。

この自分本位なマックィーンが映画の中でどう成長していくのか。
それが今回の『カーズ』のテーマになっています。

ルート66


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マックィーンがたどり着いた町はルート66沿いにあるラジエーター・スプリングスという田舎町でした。
かつては栄えていたけど高速道路ができたことで忘れられてしまった町です。

ラジエーター・スプリングスは架空の町ですが、ルート66は実在する道路です。
1926年に国道に指定されたルート66は、イリノイ州のシカゴ〜カリフォルニア州のサンタモニカまでを結ぶ全長3755kmの道路でした。
『カーズ』の中で描かれている通り、高速道路が出来たことで1985年にその役目を終えました。

廃線となった後は、道路として使われなくなった箇所もありますが、保存されていて現在でも走行可能な道路もあります。

ちなみにラジエーター・スプリングスのモデルとなった町はアリゾナ州のセリグマンです。
地図から消えてしまったルート66を実際に地図に復活させたのは、この町住む男性でした。

『カーズ』のように寂れた田舎町となってしまったセグリマンでしたが、ルート66を復活させることで町にも活気が戻ってきました。
さらに現在では『カーズ』のモデルの町として多くの観光客が訪れる名所の1つにもなっています。

まとめ

自分本位マックィーンがラジエーター・スプリングスで学んだこと、それは「仲間」でした。

そしてもう1つ古き良きものの大切さでもありました。

過去の偉大なレーサーを尊敬し敬意を示すことこそが、新のレーサーであることを知ったのです。

つねに新しいものが登場する時代。

古いものは忘れられていきます。
これは物だけでなく、私たち人間も同じです。

時代を作ってくれた人・物に感謝しなくてはなりません。
敬意を示さなくてはいけないのです。

なぜならいつかは自分たちも辿る道です。

そして彼らの頑張りがあったからこそ今の自分があるからです。

自分が今いるのは自分のおかげではなく、過去の人たちがいてくれたからこそ存在するのです。

そのことを噛みしめる作品が『カーズ』でした。