ドラマ『きのう何食べた?』第12話 最終回 ついに史朗さんの両親とご対面

きのう

お正月史朗さんの実家に行くことになった賢二。初めて恋人の両親に会うことで緊張が止まらない賢二。一方で賢二を迎える史朗さんの両親も緊張していました。史朗さんは恋人を家族に合わせたことで少し変化が起こりはじめるのでした。

目次

第12話 最終回

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年が明けお正月。

矢吹賢二が筧史朗の実家へ行く日を迎え、賢二はとにかく落ち着かない。

史朗も実家に着くとさすがに顔がこわばり、出迎えた久栄と悟朗も緊張の面持ちだ。

しかも賢二と悟朗はひょんなことで2人きりに…。

気まずい空気の中、悟朗は「史朗のアルバムをみよう」と賢二に声をかける。

可愛らしい高校時代の史朗を見た賢二は、平静を装いつつ心の中ではしゃぎまくる。

(出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/kinounanitabeta/story/)

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家族と対面

お正月に実家に賢二を連れて行く史朗。
賢二は朝から緊張しています。
第一印象をよくするために、髭をそるかどうかでかなり悩んでいました。

そんな賢二を落ち着かせ一緒に向かった実家。
さすがに実家に着くと史朗さんも心なしか緊張しているようです。
もちろん賢二を迎える両親も緊張気味。
緊張した4人での食事がスタートするはずでしたが、史朗さんはお母さんんと唐揚げの準備があるために、料理を手伝いにいってしまいます。

残された検事はお父さんと二人になってしまうのですが、お父さんの提案で史朗さんの高校時代のアルバムを見ることになったのでした。
アルバムを見ながら話をする二人。
賢二はその頃史朗さんが抱えていた悩みを、自分の経験からお父さんに話してあげたのでした。

なんとか無事4人での食事を終え帰宅に着く時、賢二は史朗さんの母親から「またいつでもいらして下さい」と言われました。
その言葉が嬉しかった賢二。
初めて恋人の家族にあった幸せを噛み締めていたのでした。

ゲイであるがために普通のことができない苦しみを抱えてきた史朗と賢二。
賢二にとってこの初めての経験は、今までの人生の中で1番幸せな時間でした。

また息子の恋人を自宅に招いたご両親。
女装の間違いはありますが、それでも息子を理解してあげている両親に優しを感じます。
きっと史朗さんが幸せな様子を見て安心したのでしょう。

二人の幸せのかたち

両親に合わせたことで史朗さんの心にも変化が訪れます。
他人にゲ自分がゲイだとバレることをとにかく嫌っていた史朗さん。
今ままでは食事をするレストランなどにも気を使っていました。

しかし今回は賢二が行きたいというカフェに付き合います。
女性ばかりのカフェ。
周りも史朗さんと賢二のやり取りに、視線を投げかけています。

いつもなら嫌がる史朗さんでしたが、普通にしています。
それどころか嬉しそうにスコーンを食べていました。

「もうそろそろいいかな」と史朗さんの心の中に、変化が起きていたのです。
史朗さんは賢二が幸せにしているのを見ることが嬉しいのです。
そしてそれが自分の幸せだと気がついたのです。

相手が幸せでいることが自分の幸せでもある史朗さんと賢二。
それが二人に幸せの形なのです。

そしてそれは毎日一緒に向かい合ってご飯を食べることなのです。

まとめ

史朗さんと賢二に会えなくなってしまうのはとても寂しい。

そんな気持ちになって最終回。

最初の頃と同じように二人は幸せで、でも最終回はあの頃よりももっと二人の絆は硬いものになっていました。

まだまだゲイの人にとっては生きにくい社会。

これから先もきっと困難なことは多いでしょうが、二人がずっと幸せで会って欲しいですし、またこのドラマを通してゲイの方たちが理解されることに役立っていればいいなと思います。

そしてゲイでもゲイでなくても、大切な人と一緒に食事をすることが幸せの1つなんだということを教えてくれたドラマでもありました。

このドラマを見ると料理をしてみようと毎回思う、そんな暖かい心になれました。

またいつか二人に会いたいです。

 

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