アメリカから借りていたスペースシャトル「ムーンレイカー」が盗まれてしまいました。ボンドは消えたムーンレイカーを探しますが、なんと最後には宇宙に行ってしまいます。宇宙ではスターウォーズ並みの対決が待っていたのでした。
『007 ムーンレイカー』作品情報
タイトル | 007 ムーンレイカー(Moonraker) |
監督 | ルイス・ギルバート |
公開 | 1979年12月8日 |
製作国 | イギリス/アメリカ |
時間 | 2時間06分 |
Rotten Tomatoes
『007 ムーンレイカー』あらすじ
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アメリカからイギリスへ空輸中のスペース・シャトル“ムーンレイカー”が何者かによって奪われる事件が発生、さっそくボンドが調査に乗り出す。
ムーンレイカーを製造した科学者で大富豪のドラックスが事件の背後に浮上し、彼のもとへ向かうボンド。
するとそこでNASAの女性科学者ホリーと出会い、やがて彼女もCIAのスパイだと知るのだった。
2人は手を組み、イタリア、ブラジルへ飛びながら事件の核心へ迫っていく。
やはりドラックスは、選ばれた人間だけを宇宙へ連れ出して新たな世界を創ると同時に、毒ガスを撒いて地球を滅亡させるという非道な計画を立てていた。
こうして毒ガスを積んだシャトルが離陸、ボンドとホリーも別の機体を奪って追いかけるのだが…。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14184)
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生きていたジョーズ

出典:IMDb
前作で登場したボンドの強敵ジョーズ。
今作でも冒頭から登場します。
相変わらず不死身でボンドを毎回追い詰めます。
しかし今作ではちょっと様子の違うジョーズ。
途中で自分を助け助けてくれた女性と仲良くなります。
彼女に恋したジョーズは彼女を連れて一緒に宇宙に旅立ったのです。
宇宙ステーションにやってきたボンドと対決しボンドを捕まえたジョーズでしたが、ボスのドラックスの「醜いやつも宇宙に放り出す」という言葉を聞いたジョーズ。
ボスに対して不信感を感じます。
そしてジョーズはドラックスを裏切り、ボンドの味方になったのでした。
ジョーズを味方につけたボンドは怖いものないです。
敵を次々と倒していくのでした。
ジョーズは最後までボンドを助けます。
最強だったジョーズがなんだか可愛く見えてくる物語でした。
スパイグッズ

出典:IMDb
今作でもQのかっこいいスパイグッズがたくさん登場します。
Qが直接ボンドに手渡した手首にはめる武器。
手首の筋肉に反応し、毒針や鉄を撃ち抜く矢が飛び出ます。
この装置でボンドはピンチを切り抜けます。
さらにタバコケースで金庫の暗証番号を解読します。
そして中に入っていた設計図をライター式カメラで撮影します。
乗り物は今回は車ではなくゴンドラとボートが登場します。
ゴンドラは地上でも走ることができ、またボートにはミサイルや地雷などが装備されていました。
さらに天井はパラグライダーになっていた、ボンドはそのまま飛び立って行きました。
そして宇宙基地の閉じ込められtボンドは腕時計から爆弾をだし、扉を爆発させて開けてしまいました。
どんどんハイテクになっていくQのスパイグッズ。
研究施設でのシーンは今回もありました。
スペース銃などのようなものも開発していました。
Qのスパグッズがますます楽しみになってしまいます。
ボンドガール

出典:IMDb
CIAのスパイでボンドよりも前にドラックスに近づいていたグッドヘッド。
博士としてドラックスのもとで働いていました。
最初はボンドと敵対していましたが、ボンドは彼女がCIAと知ると一緒にドラックスを倒すことにします。
ボンドと一緒に宇宙に向かうグッドヘッド。
そんなグッドヘッドを演じたのはロイス・チャイルズです。
ジョーズに襲われたところをボンドが助け、ボンドに惹かれていきます。
前作ではKGBの女性と今作ではCIAの女性と親しくなったボンド。
最初の頃の敵の女性ではなく、同業者の女性関係を持つのが最近のボンドでした。
まとめ
地球を飛び出し宇宙にまで行ったジェームズ・ボンド。
今までの宇宙の物語はありましたが、今回初めてボンド自信が宇宙に行きます。
そして宇宙で敵のドラックスと戦ったのでした。
ボンドよりもジョーズが気になってしまうシーンも多かった『007 ムーンレイカー』。
笑ってしまうシーンがたくさんある面白い物語になっていました。