ゴジラの次はラドン登場。空飛ぶ怪獣ラドンはその衝撃波で街を壊すのでした。しかもラドンは2匹現れます。追い込まれた人間は果たしてどうやってラドンを倒すのでしょうか?その最後には切なさが待っていました。
『空の大怪獣ラドン』作品情報

タイトル | 空の大怪獣ラドン |
監督 | 本多猪四郎 |
公開 | 1956年12月26日 |
製作国 | 日本 |
時間 | 1時間22分 |
Rotten Tomatoes

『空の大怪獣ラドン』あらすじ
九州の阿蘇山にある炭坑で、坑道に巣くう巨大なヤゴ・メガヌロンの幼虫による犠牲者が発生した。
事件を調査する河村は、その怪物をもしのぐ、巨大な怪鳥の姿を目撃する。
その怪鳥・ラドンこそ、各地で相次ぐ災害の元凶だったのだ。
その音速を超える飛翔速度はソニックブームを起こし、街はまたたくまに壊滅していく。
そして、自衛隊の圧倒的な火力によってラドンを追いつめたかに思われたとき、もう一体のラドンが現れたのだった……。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86103)
空の怪獣ラドン登場
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阿蘇山の炭鉱に巨大なメガヌロンが出現します。
メガヌロンを倒すためにメガヌロンを炭鉱に追い詰めますが、そこにいたのはメガヌロンよりもさらに大きな生物だったのです。
卵から現れた巨大生物。
それはラドンでした。
卵から飛び出したラドンは空に飛び立っていきます。
その体の大きさから衝撃波だけで、人を倒し建物をはかしてしまいます。
福岡の街は一瞬にして破壊されてしまいました。
しかもその時にもう1匹ラドンが登場します。
ラドンは2匹いたのでした。
福岡の街を破壊したラドンはその後阿蘇に戻ります。
そしてそこでラドンと人間の戦いが始まるのでした。
ラドンvs人間
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阿蘇に戻った2匹のラドン。
人間はそこでラドンと戦うことを計画します。
阿蘇山を攻撃すると阿蘇山が噴火してしまうと地震の研究者は反対しますが、ラドンを生かしておくとまた街が破壊されてしまうと説得し攻撃を開始します。
ラドンがいる阿蘇山に攻撃を始めた人間。
爆撃により阿蘇山も噴火してしまいます。
爆撃と噴火で隠れていたラドンがついに姿を表します。
攻撃と噴火によって傷ついたラドンの痛ましい叫び声だけが響き渡っていました。
このラドンの叫び声は聞いていると本当に切なくなってしまいます。
遠くから攻撃を見ていたキヨは目をそらしてしまいます。
最初に1匹が生き絶えてしまうと、もう1匹は倒れたラドンのそばに近寄ります。
そしてそれによってもう1匹のラドンも倒れてしまうのでした。
この時もまた切ない雄叫びが響き渡るのでした。
映画の中で2匹のラドンの関係は述べられていませんが、明らかにこの2匹はつがいだったことを感じ取れます。
水爆実験の結果現代に蘇ってしまったラドン。
その最後はなんとも切なくなってしまう最後になっていました。
まとめ
ゴジラの次に現れた怪獣ラドン。
ラドンもまた人間のエゴによって誕生してしまった怪獣でした。
つがいのラドンに対しての攻撃は、ラドンを応援したくなるラストシーンになっています。
『空の大怪獣ラドン』は新たな怪獣ラドンの誕生に、怪獣好きが喜んだ作品になっていました。