『007』シリーズ第9作品目となる『007 黄金銃を持つ男』。ロジャー・ムアーのボンド姿も見慣れ引き続きコミカルな作品となっていましたが、前作に登場したあの人がまさかの登場です。そしてボンドの相棒?として一緒に行動します。
『007 黄金銃を持つ男』作品情報
タイトル | 007 黄金銃を持つ男(The Man with the Golden Gun) |
監督 | ガイ・ハミルトン |
公開 | 1974年12月21日 |
製作国 | イギリス/アメリカ |
時間 | 2時間05分 |
Rotten Tomatoes
『007 黄金銃を持つ男』あらすじ
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“黄金銃を持つ男”と言われる一流の殺し屋スカラマンガに、英国情報部員ジェームズ・ボンドの暗殺指令が下った。
それを察知した英国情報部は、ボンドの安全をはかるため一時的に解任する。
だがボンドは、スカラマンガと対決するため、彼のひそむ中国の孤島へと飛ぶ……。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14182)
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今回も登場ペッパー保安官

出典:IMDb
前作でいい味を出していたペッパー保安官。
なんと今作でも登場しています。
今回は奥さんと一緒に旅行中のペッパー保安官ですが、そこで任務中のボンドと遭遇したのです。
最初はボンドを見かけるだけでしたが、次にあった時はボンドと一緒に今回の敵であるスカラマンガを追いかけます。
試乗中だったペッパー保安官の車に乗り込んで、スカラマンガを追いかけるボンド。
ペッパー保安官はボンドの顔を見ると嬉しそうな顔をします。
そして自分の諜報員の一因になった気持いなってしまうのです。
勝手にボンドの相棒になったと思い込んでいるペッパー保安官。
今作でも面白いペッパー保安官を堪能できます。
ボンドガール

出典:IMDb
今作のボンドガールはボンドと同じ諜報員のグッドナイトです。
演じたのはブリット・エクランドです。
初めてボンドの仲間がボンドガールとなった今作ですが、なかなかボンドとグッドナイトは結ばれません。
グッドナイトはボンドに好意を示しているのですが、以外とボンドが彼女に冷たいのです。
しかもスカラマンガの愛人がボンドの部屋に入ってきた時は、グッドナイトを2時間もクローゼットに閉じ込めます。
任務のためとはいえかなり辛い思いをしているのがグッドナイトでした。
でもボンドの助手のようなグッドナイトですが、スパイとして大丈夫なのかと思うシーンもありました。
敵を倒したのはいいのですがそれによって爆発を起こす原因になったり、不注意からトランクに詰め込まれたりと危なっかしいグッドナイト。
それでも最後にはやっとボンドと結ばれることができたのでした。
スパイグッズ

出典:IMDb
前作では姿を見せなかったQですが、今回は姿を見せてくれます。
珍しくボンドがQに「作ってくれ」とお願いする場面もありましたが、ボンドがQにお願いしたのは乳首のシールでした。
Qは嫌そうでしたがきちんと要望に答えます。
スカラマンガの特徴として乳首が3つあるために、ボンドはスカラマンガになりすますために乳首のシールをお願いしたのでした。
またグッドナイトはドレスの1番下のボタンが発信機になってると言っていてそれはQが作ったものでした。
今回はQのグッズよりも敵のスカラマンガの方がすごい装備を見せます。
スカラマンガの車は飛行機にもなります。
これはQも開発中だと言っていました。
さらにスカラマンガの持っていた黄金銃は組み立て式で、ライターや万年筆などを組み立てて黄金銃を作っていました。
まとめ
ペッパー保安官のまさかの登場など前作に引き続き面白さを備えていた『007 黄金銃を持つ男』。
ボンドガールが諜報員だったりと今までにない物語の展開にもなっていました。
傾いたエリザベス号がイギリスの諜報員の基地になっていたりと、驚きの要素もたくさん用意されていました。
面白くて驚きの多いロジャー・ムーア演じるジェームズ・ボンドにも慣れてきた作品でもありました。