【映画カレンダー】8月13日にちなんだ映画『ゴジラ』

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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。

8月13日にちなんだ映画は、水爆実験から誕生した初代ゴジラ作品 日本が世界に誇る1954年公開の映画『ゴジラ』です。

目次

映画『ゴジラ』

タイトルゴジラ
監督本多猪四郎
公開1954年11月3日
製作国日本
時間1時間36分

あらすじ

太平洋の沖合いで船舶が次々に沈没する事件が発生。数少ない生存者が、巨大な怪獣の目撃談をもたらす。古生物学者の山根博士や助手で娘の恵美子、その恋人でサルベージ機関の所長・尾形らで結成された調査団が事件現場近くに浮かぶ大戸島に派遣され、やがて彼らの前に怪獣が姿を現す。島の古い言い伝えから「ゴジラ」と命名された怪獣は、密かに生き残っていた太古の生物が、繰り返される水爆実験の放射能の影響で目を覚ましたものであるとされ、対応策が練られる。しかし、その強大な力に人間たちは成すすべもなく、東京に上陸したゴジラは街を火の海に変えていく。その頃、山根博士の愛弟子である科学者の芹沢は、ゴジラにも有効な恐るべき発明を実現させていた。その技術がいつか悪用されることを恐れ、使用をためらっていた芹沢だったが……。

https://eiga.com/movie/36480/

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8月13日

貨物船「栄光丸」は8月13日19時5分遭難してしまいます。

突然海から眩しい光と共に何かが現れ、船は燃えそのまま消息不明となってしまいました。

「栄光丸」を捜索するために他の船が現場へ向かいますが、その船もまた姿を消してしまいます。

この時まだ誰も気がついていませんでしたが、これが初めてのゴジラの襲撃でした。

そしてここから本格的にゴジラの襲撃が始まっていくのです。

G作品検討用台本

『ゴジラ』には原作小説などはなく、映画のために考えられたオリジナルのキャラクターであり物語ですが、最終的な脚本になる前に何回か変更が行われています。

その中で最初と言われているのが香山 滋さんが書いた「G作品検討用台本」と呼ばれるもので、これが原作と呼ばれています。

映画のクレジットにも原作:香山滋と表記されれていました。

G作品検討用台本と映画の違い

山根博士

G作品検討用台本に登場する人物はそのまま映画に引き継がれていますが、キャラクターは少しだけ違っています。

その中で1番違ったのが古生物学者の山根博士です。

映画でも彼は「ゴジラを殺したくない」という考え方でしたが、G作品検討用台本ではそれがより強く描かれています。

G作品検討用台本の山根博士はゴジラを攻撃しようとする場所に単身で乗り込み、ゴジラへの攻撃を阻止しようとしたりと古生物学者の色が強い博士になっていました。

芹沢博士と尾形

映画のラストでゴジラを倒すために芹沢博士と尾形は2人で一緒に海に入っていきます。

しかしG作品検討用台本で海に入ったのは芹沢博士1人だけでした。

最初は尾形が海に入ってゴジラを誘き寄せようとしますが、芹沢博士は「自分が行く」と言います。

この時芹沢博士の覚悟を感じた尾形は、握手をして芹沢博士を送り出しています。

G作品検討用台本と映画の違いは動画でも説明しています。

微妙に違う点がいくつかあるG作品検討用台本と映画版。

映画版の脚本を手がけた本多猪四郎監督と村田武雄さんが検討用台本をどのように変えていったのか、検討用台本と映画の違いがわかると監督たちが『ゴジラ』を通して伝えようとしていたものを強く理解することができると思います。

G作品検討用台本は香山滋さんの小説『ゴジラ』の中で読むことができます。

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