1912年4月10日にイギリスのサウサンプトン港から海に出た豪華客船タイタニック号。その4日後の1912年4月14日の夜中、氷山にぶつかり沈没してしまいました。豪華客船はなぜ沈没してしまったのか?リアルに再現された『タイタニック』を通してタイタニック号で起きたことを振り返ってみたいと思います。
『タイタニック』作品情報
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タイトル | タイタニック(Titanic) |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
公開 | 1997年12月20日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 3時間14分 |
Rotten Tomatoes
[box class=”red_box” title=”アカデミー賞受賞”]・作品賞
・監督賞:ジェームズ・キャメロン
・作曲賞
・音響編集賞
・録音賞
・美術賞
・撮影賞
・衣裳デザイン賞
・編集賞
・視覚効果賞
・主題歌賞[/box]
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
豪華客船タイタニック
映画の中にも登場するトーマス・アンドリュースによって設計された豪華客船タイタニック。全長270メートル総重量4万6000トンのタイタニック号は当時世界最大の客船でした。
「世界一大きくて、世界一豪華」と語られています。
残念ながらタイタニックは処女航海中の1912年4月14日氷山にぶつかり沈没してしまいました。
この事故は、亡くなった方は1500人以上とされる歴史に残る沈没事故となってしまいました。
絶対沈まない船と呼ばれたいたタイタニック号。
1912年4月10日にイギリスのサウサンプトン港から2200人の乗客乗員を乗せて出航しました。
目指すはアメリカニューヨークです。
サウサンプトン港を出航したタイタニック号はその後、フランスのシェルブールに寄港します。
映画の中ではシェルブールでモリー・ブラウンという女性が乗船して来ます。
ジャックにタキシードを貸してあげた女性です。
ジャックにタキシードを貸したのはフィクションですが、モリー・ブラウンという女性は実在する人物です。
映画の中では沈没した後助けに行こうとしますが、反対されてしまい戻ることができませんでした。
しかし実際は海に落ちた人を救助するために戻っています。
実際に救助することはありませんでしが、彼女は最後まで乗客を見捨てませんでした。
そのローズが紹介するように「不沈のモリー・ブラウン」として知られるようになりました。
タイタニック号はシェルブールの次に、アイルランドのクイーンズタウンにも寄港します。
そしてその後、ニューヨークを目指しました。
氷山との衝突
アメリカを目指して北大西洋を進んでいたタイタニック号。
これもまた映画の中にあるように、氷山の警告を受けていました。
映画の中で船長が「よくあることです」と説明しているように、実際にこの時期の北大西洋の航海ではよくあることでした。
しかしその氷山への軽視が、事故に繋がってしまったと言われています。
4月14日の23時40分ごろ見張りが、氷山に気がつきます。
しかしすでに氷山はタイタニック号のわずか450m先でした。
海面には霧が発生していて氷山の発見が遅れてしまいました。
すぐに航海士たちは氷山との衝突を回避しようとしますが、その後すぐに氷山と衝突してしまいました。
氷山発見から衝突までわずか30秒しかなかったと言われています。
氷山を避けるために左に舵を切っていたタイタニック号。
右舷が氷山に衝突してしまいます。
衝突によってできた亀裂によって船首5区画まで浸水してしまいます。
防水壁の影響で浸水した水がどんどん船首の方に溜まってしまいます。
これによってタイタニック号は船首から沈没してしまいました。
船首に沈没により船尾がゆっくりと持ち上がります。
ジャックやローズも船尾に逃げています。
しかし重さに耐えらなくなった船体は二つに折れてしまいます。
折れたことで船尾は水平に戻りますが、その後船首に引きずられて垂直になるまで持ち上がってしまいした。
そしてその後、4月15日の2時20分頃にそのまま海に沈んでいきました。
この事故により乗客乗務員約1500人が亡くなってしまいました。
映画の中でローズが気がついているように、タイタニック号の救命ボートは1178人しか乗ることができないようになっていました。
当時は人数分用意する規定がなく、また短時間で沈没すると考えられていなかっため、多くの命が犠牲になってしまいました。
タイタニック号の事故後、規定は変わりました。
まとめ
名作として語り継がれる『タイタニック』。
身分の違う男女の美しい愛を描いたラブストーリーですが、実際に起きた事故は想像を絶する事故でした。
なぜ沈没してしまったのか?
この時タイタニック号の中で何が起きていたのか?
フィクションであありますが、その様子は映画『タイタニック』を見れば充分に伝わって来ます。