映画『スタンド・バイ・ミー』あらすじと感想 12歳の少年達のかけがえのない体験


いつの時代でも愛されている名作『スタンド・バイ・ミー』。12歳の時の経験した忘れられない思い出。問題を抱えた少年達4人が過ごした2日間は、いつまでも色褪せない大切な体験だったのです。

 

『スタンド・バイ・ミー』作品情報

タイトル スタンド・バイ・ミー( Stand by Me)
監督 ロブ・ライナー
公開 1987年4月18日
製作国 アメリカ
時間 1時間29分

Rotten Tomatoes

『スタンド・バイ・ミー』あらすじ


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1959年オレゴンの小さな町。

文学少年ゴーディをはじめとする12才の仲良し4人組は、行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を手にする。

死体を発見すれば一躍ヒーローになれる!4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。

たった2日間のこの冒険が、少年たちの心に忘れえぬ思い出を残した・・・・・・。

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少年から大人へ

出典:IMDb

12歳の少年4人。
それぞれが家に問題を抱えながら育っています。

子供ながらに親との関係に悩み葛藤しています。
小さな田舎町で暮らす彼らにとって、自分たちの将来はエースのような不良しか考えられません。

そんな4人が死体探しの旅に出た2日間。
たった2日間でしたが、彼らはこのの冒険をっ通して少年から大人への階段を登り始めたのでした。

笑い合い、ふざけ合い、喧嘩したり泣いたり。
些細な出来事が思春期の彼らにとっては掛け替えのない一瞬なのです。

まだ子供だからこそ、大人の言動に傷つきます。
純粋な心を持った彼らは、ガラスのような心の持ち主でもありました。
それを誰にも見せず密かに心にしまっている少年たち。

旅を通してガラスが少しずつ崩れ、隠していたものが溢れ出てきます。
きっと普段何ら友達の前で涙など見せない強がりな少年たちですが、冒険によって洗いざらいの自分を仲間に見せます。

大人になって振り返れば子供時代の思い出の1つかもしれませんが、少年から大人への通過儀式だったのでしょう。

冒険後、離れ離れになった4人ですがきっと心の中にはこの旅の思い出は残っているはずです。

少年の心を映し出す風景と音楽

出典:IMDb

死体を探して線路を歩き続ける4人の少年。
4人が歩いている場所はのどかな景色が続きます。

のどかで美しい景色の真ん中にある線路。
そしてその線路を歩き続ける4人の姿。
彼らが少しづつ大人になっていっている姿を映しているようにも感じます。

一直線に続く線路をひたすら歩く4人。
怖さから何度も引き返そうとしますが、それでも4人は進みます。
子供と大人との狭間。

線路を引き返せば子供のままでいられるし、進めば大人になってします。
大人になりたいけど、子供のままでいたいそんな12歳の少年の気持ちを感じることが出来ました。

のどかな風景と重なるように流れてくる音楽。
少年たちの恐怖と好奇心に溢れる気持ちを表し、彼らの心情を描き出していました。

まとめ

青春映画の代表作『スタンド・バイ・ミー』。

少年から大人へと向かう子供時代の思い出が美しくきらびやかに描かれていました。

きっと誰もが一度は感じたことのある気持ち。

彼らのように旅ではなくても、大人になる道を通った記憶はあるでしょう。

誰もが持っていた不安と期待に満ちていた子供時代を描いた作品だからこそ、何年立っても『スタンド・バイ・ミー』は多くの人の心に残る作品なのです。


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