『007』シリーズ第5作目となる『007は二度死ぬ』の舞台は日本です。ジェームズ・ボンドが日本で大暴れします。日本の文化や日本人の俳優もたくさん登場しますが、誇張された部分もあり日本人がみると笑ってしまうシーンもある作品です。
目次
『007は二度死ぬ』作品情報

タイトル | 007は二度死ぬ(You Only Live Twice) |
監督 | ルイス・ギルバート |
公開 | 1967年6月17日 |
製作国 | イギリス |
時間 | 1時間57分 |
Rotten Tomatoes

『007は二度死ぬ』あらすじ
米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。
事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。
日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入するが……。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14178)
ジェームズ・ボンドが日本にやってきた

出典:IMDb
『007は二度死ぬ』の舞台は日本。
アメリカとソ連の戦争を起こそうとしているスペクターが日本で活動しているということで、ジェームズ・ボンドは日本へやってきます。
日本の秘密組織のボスをタイガー田中を演じたのは丹波哲郎です。
さらに日本についたジェームズ・ボンドをアテンドしたアキを演じたのは若林英子。
そしてジェームズ・ボンドと偽装結婚したボンドガールは浜美枝が演じています。
それ以外にも忍者がスペクターの基地に乗り込むなど日本の文化がたくさん登場しています。
スパイグッズ

出典:IMDb
ジェームズ・ボンドの要請でQも日本へやってきます。
もちろん素晴らしいスパイグッズを持ってやってきました。
今回Qが持ってきたのは「リトルネリー」と呼ばれるヘリコプター。
小型のおもちゃのようなヘリコプターですが、このヘリでスペクターのいる島をボンドは偵察します。
ヘリにはマシンガンなども装備されていて、さらにヘルメットにはカメラが搭載されていました。
今回はQ以外にもタイガー田中もボンドにスパイグッズを渡します。
それはロケットガンでした。
ロケットのように銃弾が飛び出します。
ベビーロケットはタバコ型で、タバコの先から火が飛び出ました。
ついに登場スペクターのNo.1

出典:IMDb
『007は二度死ぬ』の1番の見所はついにスペクターのボスNo.1が姿を見せます。
ボンドの前で自ら名乗ったNo.1。
エルンスト・S・ブロフェルドと自己紹介しました。
これまで姿は写しても顔は出なかったブロフェルドがついに顔を見せました。
しかもこの基地にあったブロフェルドの部屋にはピラニアがいるプールがありました。
そこにミスをしたNo.11を落としたり、ボンド殺害に失敗した大里を銃で撃つなど、彼の恐ろしさがわかるエピソードでもありました。
まとめ
日本が舞台でブロフェルドがついに姿を表すなど、たくさんの見所が詰まった作品『007は二度死ぬ』。
日本人にとっては大好きな『007』シリーズの作品の1つかもしれません。
しかも宇宙での攻防など、物語も壮大な展開となっていました。
火山の下に作られた基地も壮大なセットになっていました。