同じ原作『007 サンダーボール作戦』と『ネバーセイ・ネバーアゲイン』を比べてみた


『007』シリーズ第4弾となる『007 サンダーボール作戦』。1965年に公開されたこの作品は、18年後『ネバーセイ・ネバーアゲイン』となってスクリーンに戻ってきました。どちらもショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じていますが、ここでは原作小説が同じであるこの2つの作品を比較してみます。

『007 サンダーボール作戦』作品情報


サンダーボール作戦 (字幕版)

タイトル007 サンダーボール作戦(Thunderball)
監督テレンス・ヤング
公開1965年12月11日
製作国イギリス
時間2時間10分
アカデミー賞受賞
・視覚効果賞

『007 サンダーボール作戦』あらすじ

(引用:MIHOシネマ

『ネバーセイ・ネバーアゲイン』作品情報


ネバーセイ・ネバーアゲイン (字幕版)

タイトルネバーセイ・ネバーアゲイン(Never Say Never Again)
監督アーヴィン・カーシュナー
公開1983年12月24日
製作国アメリカ
時間2時間14分

『ネバーセイ・ネバーアゲイン』あらすじ


(引用:MIHOシネマ

『007 サンダーボール作戦』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』

イアン・フレミングの小説『サンダーボール作戦』を元に作られた『007 サンダーボール作戦』と『ネバーセイ・ネバーアゲイン』。

本家シリーズの4作品目となる『007 サンダーボール作戦』で『ネバーセイ・ネバーアゲイン』はジェイムズ・ボンドを本家シリーズと同じくショーン・コネリーが演じていますが、本家シリーズとは違う007作品です。

権利の問題などがあり『ネバーセイ・ネバーアゲイン』は一連の「007シリーズ」とは違いますが、『007ダイヤモンドは永遠に』以降ジェームズ・ボンド役を演じていなかったショーン・コネリーが、再びジェームズ・ボンドを演じた作品でもあります。

ここではそんな2つの作品を比較してみます。

ジェームズ・ボンド

どちらの作品もショーン・コネリーが演じたジェームズ・ボンド。

女好きでモテモテなのは、両方の作品に共通するボンドです。

本家シリーズではボンドの上司Mはボンドの行動に頭を抱えながらも、彼に絶大なる信頼を寄せています。

しかし『ネバーセイ・ネバーアゲイン』に登場するMは、ボンドの勝手気ままな行動を嫌っていて、007を現場に出さずに講師をさせていました。

はっきりと「前任者とは違って、君のやり方を買っていない」とボンドに告げています。

スペクター

対諜報活動・テロ・復讐・搾取を専門とするエリート組織「スペクター」。

本家シリーズでは、スペクターのボスはなかなか登場せず『007 サンダーボール作戦』で、ようやく顔以外の体を見ることができました。

一方『ネバーセイ・ネバーアゲイン』では、スペクターの最高司令官はあっさりとその姿を私たちの前に見せてくれます。

どちらも猫を可愛がっているのは同じですが、『007 サンダーボール作戦』の方が顔が見えない分No.1の恐怖が伝わってきました。

スペクターの基地も本家シリーズの方が、アジトという感じが伝わってくるレイアウトになっています。

サメ

『007 サンダーボール作戦』では敵のラルゴは、プールにサメを飼っていて、ボンドはそのプールに落ちてしまいます。

この作品でプールでサメを飼うというのが、敵(悪役)の定番にもなりました。

『ネバーセイ・ネバーアゲイン』ではプールで飼われるサメは出てきませんが、海にいるサメが出てきてボンドに襲いかかります。

このサメは通信機を取り付けられ、敵にコントロールされていました。

アクション

『007 サンダーボール作戦』の見せ場は、水中でのアクションシーンです。

ボンドとラルゴだけでなくCIAとラルゴの部下も加わり、水中で大人数の激しい戦いを見せてくれます。

そしてそこからボートの上でのボンドとラルゴの戦いになり、スピード感のあるボートの中でのアクションシーンにつながっていきました。

それに対して『ネバーセイ・ネバーアゲイン』では、療養所でのアクション・バイクと車のカーチェイス・馬での逃走・地下水道での戦いとたくさんのアクションシーンが用意されています。

『007 サンダーボール作戦』が長い見せ場のアクションシーンだったの対して、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』は数の多さで観客に訴えていました。

 

まとめ

同じ小説を元に作られた2つの007作品の『007 サンダーボール作戦』と『ネバーセイ・ネバーアゲイン』。

2つの作品に20年の差がありますが、見比べてみると共通点や相違点が見つかって面白いかもしれません。

30代のジェームズ・ボンドと50代のジェームズ・ボンド。

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