「インディ・ジョーンズ」3作目に登場する秘宝はアーサー王の物語に登場する伝説の聖杯です。この聖杯を探すのはシリーズ1作目に続きまたも登場するドイツ軍。舞台はドイツ軍が東ヨーロッパ侵攻をはじまた1938年です。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』作品情報
タイトル | インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(Indiana Jones and the Last Crusade) |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
公開 | 1988年7月8日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間7分 |
Rotten Tomatoes
[box class=”red_box” title=”アカデミー賞受賞”]・音響編集賞[/box]
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
伝説の聖杯
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『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』でインディとその父親が探した秘宝は伝説の聖杯でした。
最後の晩餐でイエスがワインを飲んだ聖杯で磔にされたキリストの血を受けた聖杯と言われています。
このまぼろしの聖杯は「アーサー王」物語に登場する伝説です。
その伝説には聖杯で飲む者には永遠の命が与えられると言われています。
インディに調査の依頼を頼んだドノヴァンは、永遠の命を手に入れようとしていました。
アーサー王と聖杯の物語―サトクリフ・オリジナル〈2〉 (サトクリフ・オリジナル (2))
聖杯には色んな伝説があります。
十字軍の3兄弟が聖杯を見つけたというのもその伝説の1つなのです。
また聖杯を守ろうとしていたのは、テンプル騎士団です。
彼らはキリストの血を聖杯で受けたアリマタヤのヨセフが聖杯を守るために結成された共同体に関係していると言われています。
テンプル騎士団は聖杯をはじめとする聖遺物を守り続けているとされています。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』でインディやドイツ軍に聖杯を奪われないように彼らが戦ったのは彼らの使命だったのです。
1938年のドイツ
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の舞台は1938年です。
この年ドイツはオーストリアに侵攻し、東ヨーロッパを攻めることになります。
翌年の1939年はポーランドへ侵攻したドイツ軍。
これに対してイギリスとフランスが宣戦布告をし、第二次世界大戦へと突入することになります。
緊迫した世界情勢の中を舞台にした『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』では、ヒトラーも聖杯を探していたという伝説を描いていました。
「インディ・ジョーンズ」シリーズでは第1作品目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でもドイツ軍は伝説の櫃を探していました。
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図書館の地下に十字軍の石版を探しにいったインディが壁に書かれた絵を見て「絶対に聖櫃だ」といったのは、過去にそれを見たことがあったからです。
ヒトラーはオカルト的なことを信じていたと言われています。
聖杯には聖杯を探し見つけた1人が見つけた地で王になったという伝説もあります。
ヒトラーは戦争をヨーロッパ侵攻のためにこの聖杯を手に入れ、王になろうとしていたのかもしれません。
まとめ
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に登場した秘宝は「伝説の聖杯」でした。
キリストにまつわる聖遺物とされる聖杯。
この聖杯に関する伝説が映画の中で描かれていて、さらに聖遺物を守るテンプル騎士団まで登場し宗教的な歴史について触れることができる内容になっていました。
さらに舞台が1938年に設定されていて、当時のドイツ軍の勢いも描かれていました。
この先の世界の歴史を知っていると、この時のドイツ軍がのちの戦争の始まりだったと思うかも知れません。
いつものように冒険物語として楽しめる作品ですが、「伝説の聖杯」のことを知っているとより物語を詳しく理解できるようになっていました。