アニメ『ガールズ&パンツァー』の中で引用されている映画『八甲田山』

1902年日露戦争前、ロシアとの開戦に備えて行われた寒地訓練で起きた遭難事件を描いた映画『八甲田山』。

雪山での壮絶な状況を描いた物語ですが、その『八甲田山』がアニメ『ガールズ&パンツァー』の9話の元ネタとなっています。

ここでは『ガルパン』で描かれているシーンをもとにしながら、『八甲田山』を見ていきます

目次

『八甲田山』作品情報


八甲田山

タイトル 八甲田山
監督 森谷 司郎
公開 1977年6月4日
製作国 日本
時間 2時間49分

アニメ『ガールズ&パンツァー』作品情報


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タイトル ガールズ&パンツァー
話数 12話
放送 2012年〜2013年

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軍歌「雪の進軍」

ロシア製の戦車に乗るプラウド高校に完全に包囲されてしまった大洗女子学園は、なんとかこの状況を突破するために偵察を出しました。

その時、雪の中を歩きながら秋山さんとエルヴィンが歌っていたのは軍歌『雪の進軍』です。

この歌は映画『八甲田山』の中で何度も歌われています。

寒地訓練のために八甲田山に向かった弘前三十一連隊と青森五連隊。

まず最初に出発したのは弘前三十一連隊でしたが、彼らは『雪の進軍』を歌いながら八甲田山目指して進んでいました

その数日後に出発した青森五連隊も同じように『雪の進軍』を歌いながら、颯爽と出発していきました

この時の青森五連隊の勢いはその後すぐに失われてしまい、同じような足取りを二度と見ることはできませんでした。

『雪の進軍』というだけあって劇中では雪の中を闊歩する時に歌われています。

この歌は映画の中で最後のシーンでも使用されていて、八甲田山を無事に踏破した弘前三十一連隊が弘前に着いた後、彼らはこの歌を歌いながら雪の中を進んでいきます。

雪焼けで真っ黒になった隊員の顔には八甲田山の過酷な状況が刻まれていて、その歌声は出発時とは違う重みを感じるようになっていました。

天は我々を見放した

雪が降り続く中、空腹と寒さ耐えながら時間になるまで待ち続ける大洗女子学園の戦車道チーム。

雪が降る外を見ながら歴女チームのメンバーはそれぞれ[box class=”red_box” title=””]「やはりこれは八甲田」
「天は我々を見放した」
「隊長、あの木に見覚えがあります」[/box]
と口にしていますが、このセリフの元ネタも映画『八甲田山』です。

「やはりこれは八甲田」というのは、『八甲田山』で描かれる雪の厳しさを意味していますし、「天は我々を見放した」というのは『八甲田山』の中で最も有名なセリフです。

八甲田山で遭難してしまった青森五連隊を率いる神田大尉は必死で雪の中を進み続けますが、吹雪は続き天気が回復することはありません。

視界が悪い中進み続けますが、隊員たちの数はどんどん減っていくばかりです。

そんな状況の中で神田大尉が口にしたのが「天は我々を見放した」という言葉でした。

「隊長、あの木に見覚えがあります」というセリフは、映画『八甲田山』の中である意味分岐点ともなるシーンを指しています。

神田大尉は青森五連隊を率いて先頭に立ち進んでいましたが、特務曹長が雪山にあった木を知っていると言ったことで、特務曹長が先頭に立って青森五連隊を率いることになりました。

その方向は神田大尉が目指していた方角とは違っていましたが、神田大尉は逆らうことができませんでした。

結局先頭に立った特務曹長が迷ってしまったせいで、彼らは目的地に到着できずますます雪山のなかで遭難してしまいました。

極限の寒さ

『ガルパン』の9話では大洗女子学園の戦車道チームは時間が来るのを待っていましたが、寒さによってチームの士気は下がっていきました。

そんな時なんとかみんなを元気づけるために、西住隊長はみんなの前で突然あんこう踊りを踊り出します。

仲間たちは突然の出来事で驚きますが、歴女チームのカエサルはこの時「八甲田か?」と口にしていました。

この言葉は映画『八甲田山』の中に出てきた寒さのあまりおかしくなってしまった隊員のことを指しています。

映画では、極限の寒さが続き次第に幻覚を見る隊員たちの姿が描かれていました。

中でも有名なのが1人の隊員が突然笑い出し極寒の中で服を脱いでしまうといシーンです。

それは雪山の中の壮絶な過酷さを表現していて、極限状態に達してしまった人間の姿そのものを描いた強烈な場面でした。

『ガルパン』で使用されていた「八甲田か?」というセリフはこのシーンから引用されていて、「極限状態で西住隊長がおかしくなってしまったのか?」という意味になっていました。

まとめ

冬の雪山の厳しさと、その状況下での弘前三十一連隊と青森五連隊での決定的な違いを描いた物語『八甲田山』。

名優と呼ばれる俳優さんたちがたくさん登場していることでも注目された作品は、有名なセリフや印象的なシーンがたくさんある映画でもあります。

そんな『八甲田山』の中で記憶に残る場面が、『ガルパン』の9話の中でたくさん描かれています。

9話の中に散りばめられた小ネタを知りたい方は、ぜひ映画『八甲田山』を見ることをお勧めします。

 

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