映画『ファースト・マン』あらすじと感想 一緒に月に行ける体感型ムービー


『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の新作『ファースト・マン』は、私たちを一緒に月に連れて行ってくれる映画です。冷静で寡黙な男ニール・アームストロングの目を通してアポロ計画の壮絶なミッションを体感できます。

『ファースト・マン』作品情報

タイトル ファースト・マン(First Man)
監督 デイミアン・チャゼル
公開 2019年2月8日
製作国 アメリカ
時間 2時間21分

Rotten Tomatoes

『ファースト・マン』あらすじ

まだ携帯電話もなかった時代に、最新のコンピューターに比べれば、“点火されたブリキ缶”のようなものだったという宇宙船に乗って、月へと飛び立った者たちがいた。

この前人未到の未知なるミッションの立ち上がりから、過酷すぎる訓練の実態、それを乗り越えて結ばれた飛行士たちの絆、様々なトラブルやミスによって道半ばで散った仲間の命、支え続ける家族の葛藤と地上で待つ間の切なる祈り、さらに結末にまつわる秘話。

奇跡が現実として歴史に刻まれるまでのすべてが明かされる!

(出典:https://www.firstman.jp/intro.html)

体感型ムービー『ファースト・マン』

『ファースト・マン』を見ながらまず感じること、それはニール・アームストロングと一緒にロケットに乗っているような気持ちになります。

ほとんどが彼の視点で取られているので、彼の目線でロケットの内部やロケットの外を見ることができてそこに自分がいるような気持ちになります。

ニールの体が逆さまになれば、観客も逆さまに視線でものを捉えます。
まるで自分もそこにいるような感じさえしてくるのです。

誰もがニール・アームストロングが月面におりた最初の人間だと知っているのに、ニール・アームストロングのミッションは成功すると知っているのに、彼が月に一歩足を踏み出すまで緊張感は続きます。

それだけロケット内の映像がリアルでダイナミックなのです。
点火されロケットが発射するときの衝撃を、自分は動いていないのに味わっているような感覚さえしてきます。

月への着陸船が月に着陸し、扉があいた瞬間。
いきなり無音になり静まりかえります。

これはきっとそのときニール・アームストロングが感じた感覚だったと思います。
その無音が緊張を張り詰めらせます。

ロケットの体感だけでなく、ニール・アームストロングの気持ちも体感できる映画になっています。

寡黙な男ニール・アームストロング

宇宙飛行士はパニックに陥らずに、何が起きても冷静に物事を処理できる能力が必要とされます。
そんな宇宙飛行士の中でもニール・アームストロングは、さらに冷静で寡黙な人物でした。

映画の中で彼が感情を爆発させるシーンは1度しかありません。
娘が亡くなった時に涙を見せます。
それもたった1人で泣き続けたのです。

周りにはほとんど気持ちを見せないニール・アームストロング。
それは家族にもそうでした。

彼はきっと謙虚な人だったと思います。
月面に立つ最初の人間となる気持ちを聞かれたとき、彼は「満足しています」と答えました。
普通であれば「うれしいです。」などと答えそうなところを、「満足している」と答えたのです。
感情よりも事実を受け止め大切にしているからこそ出た言葉だと思います。

そして月に降り立った彼の言葉。
人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である

この言葉が言えたのは、彼が常に未来のことを考え宇宙と人間を愛していたからだと感じました。

まとめ

未知の領域へ侵入することの恐怖や、ロケット内の窮屈や宇宙飛行の衝撃や恐怖。

普段日常では感じることのできない経験をするここができるのが『ファースト・マン』です。

今では考えられない装備で月へ旅だった宇宙飛行士たち。

そんな彼らの思いを体で感じとってください!

 

 

 

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