アニメ『ルパン三世』(1971年)第1話「ルパンは燃えているか…?!」ルパン三世登場!!


1971年から放送が始まった『ルパン三世』。モンキー・パンチ原作の有名漫画です。最初のテレビシリーズとなることから、『ルパン三世』TV第1シリーズとも呼ばれています。演出大隅正秋・作画監督 大塚康生という日本のアニメ界の巨匠が手がけることで始まった『ルパン三世』は最初はハードボイルドな作品としてスタートしたのでした。

第1話「ルパンは燃えているか…?!」


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飛騨スピードサーキットに集結したF1マシンのドライバーにルパン三世の姿が。

犯罪組織の仕組んだ巨大な罠であるレースを、ルパンはトップで激走する。

(出典:https://www.hulu.jp/watch/60101454)

第1話の登場人物

第1話に登場人物するメインキャラクターは、ルパン三世・次元大介・峰不二子・銭形警部で、まだ石川五右衛門は第1話では登場しません。

第1シリーズのルパンは青緑色のジャケットを着ていて、仲間は次元大介です。
第1話では峰不二子のことを「恋人」と呼んでいますが、峰不二子はあっさりとルパンを裏切ってしまいます。

峰不二子はルパンの仲間ではなく、自分のためならルパンをうまく利用する存在です。
第1話では銭形に協力することで、自分の逮捕状を破棄していました。

もう1人の登場人物銭形は何年もルパンを追いかけていました。
もはやそれは銭形にとっては宿命なのです
銭形平次の子孫である銭形警部の血が、アルセーヌ・ルパンの孫であるルパンを追いかけさせていました。
銭形はルパンを捕まえることだけを考えていた警部でした。

第1話ではレースに参戦したルパンは国際A級ライセンスを持っているほどの腕前です。
第1話でルパンが乗っていたのは、フェラーリ 312Bでした。


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次元もまたそんなルパンと入れ替わることができるほど、自動車の運転テクニックは有能でした。

そしてルパンを追いかける銭形もまた素晴らしい運転テクニックを持っていました。
ただ車の性能が違うため、銭形はルパンに追いつけなかったのです。
銭形はロータス72に乗っていました。

ハードボイルドなルパン三世

今までのアニメにない大人向けのアニメを作ろうということで誕生した『ルパン三世』。
演出を大隅正秋が務めることで、アダルトな作品になりました。

第1話でもスコーピオンのボスが捕まえた峰不二子を縛り付けるシーンはエロティックなシーンでもありました。
さらに峰不二子のスタイルも大人の女性の色気を全面に押し出していて、それだけでも大人向けのアニメだということが分かります。

ルパン自身も今のルパンはユーモア満載の面白いルパンですが、第1話に登場するルパンは大人の男性でクールな雰囲気を持っています。

また峰不二子の対しても騙されているのに、「裏切りは女のアクセサリーのようなもんさ」と女の扱いにも慣れているように描かれています。

そんなアダルトでハードボイルドな雰囲気でスタートした『ルパン三世』でしたが、実は視聴率はあまりよくありませんでした。
そのため途中から演出が大隅正秋から宮崎駿と高畑勲に変わることになります。

そして途中からルパンの性格も変わっていき、今のルパンに近いものになりました。

ここまで挙げてきた名前を見てもアニメ界の巨匠がたくさん携わっていたのが、『ルパン三世』TV第1シリーズなのです。
そんな点も頭に入れながら、『ルパン三世』TV第1シリーズをみるとより面白さを感じることができると思います。

まとめ

第1話では何も盗まなかったルパン。
あえていうなら自由を手にしたのかもしれません。

スタート当時のハードボイルドなルパンを見ることができる『ルパン三世』TV第1シリーズ。
この先それぞれのキャラクターの個性が定着し、また新たな仲間も加わっていきます。

さらにどの辺りでルパンの性格が変わってくるのか、色んな楽しみかたがあるのが『ルパン三世』TV第1シリーズです。