映画『風の谷のナウシカ』ネタバレ解説


スタジオジブリ作品『風の谷のナウシカ』は宮崎駿監督の長編アニメーション作品の2作目となります。宮崎駿監督自身の漫画を原作とした映画ですが、原作とは少し違う内容になっています。ここでは映画版『風の谷のナウシカ』について解説してみたいと思います。

『風の谷のナウシカ』作品情報

タイトル 風の谷のナウシカ
監督 宮崎駿
公開 1984年3月11日
製作国 日本
時間 1時間57分

Rotten Tomatoes

『風の谷のナウシカ』の時代背景

巨大産業文明が崩壊してから1000年後の世界。

荒廃した世界は腐海と呼ばれる腐った海にのみ込まれていました。

腐海は有毒の瘴気を発し森を広げていました。

巨大産業文明が崩壊させたのは「火の七日間」という戦争で巨神兵が世界を焼き尽くしたからでした。

その後、巨神兵は化石となったはずでしたが、1体が地下で1000年間眠り続けていました。

その巨神兵がペジテの地下で発見されます。

ペジテの市民は巨神兵を掘り出し腐海を焼きはらおうとしますが、巨神兵をトルメキアによって奪われてしまったのでした。

トルメキア軍は巨神兵持ち帰ろうとしますが、重量に耐えられず風の谷に墜落してしまいました。

トルメキアVSペジテ

出典:IMDb

トルメキアとペジテは巨神兵を巡り戦いをしています。

ペジテは巨神兵を使い腐海を焼き払おうとし、トルメキアは巨神兵を戦力として使おうとしています。

トルメキアに巨神兵を奪われたペジテは、風の谷に巨神兵があることを知ります。

トルメキアを潰すために、ペジテが考えた方法は風の谷にムシを向かわせたのです。

オームの幼虫を捕まえ、怒りに満ちたオームを誘導し風の谷に向かわせていたのでした。

腐海の正体

出典:IMDb

トルメキアのクシャナに連れられてトルメキアに向かうナウシカ。

その途中にペジテの攻撃にあいます。

ナウシカを攻撃しなかったペジテのアスベルを助けに向かったナウシカ。

アスベルを助けた後、2人は砂丘にのみこまれて腐海の底に落ちてしまいました。

そこで腐海の本当の姿を見たナウシカ。

腐海は人間が汚したものを綺麗に浄化してくれているのでした。

そしてムシ達はその腐海を守ろうとしていることに気がついたのです。

ナウシカの立場

出典:IMDb

世界を浄化しようとしている腐海とムシ・・・自然

腐海を焼き払い人間のための世界を作ろとしているトルメキアやペジテ・・・人間

自然VS人間

ナウシカはその自然と人間を調和させる立場だったのです。

自然と人間の共存を成立させようとしているのがナウシカだったのです。

オームを襲う人間からオームを助けるナウシカ。

人間を襲うオームから人間を助けるナウシカ。

どちらも助けたいそんな思いがナウシカにはあったのでした。

『風の谷のナウシカ』の原作


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実は劇場版『風の谷のナウシカ』と漫画『風の谷のナウシカ』は少し展開が違います。

劇場版の後にもまだ漫画は描かれます。

なのでラストの展開が劇場版と原作では違っています。

漫画の完結は劇場版の公開の10年後の1994年です。

大きく違うのは腐海です。

最初は人間の汚した世界を浄化している腐海は自然に出来上がったものだと思われていましたが、実は腐海は人間が作り出したのものだったのです。

映画では描かれていない展開が漫画の方では語られています。


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