いよいよシーズン1の最終話。裏側の世界にウィルを助けに行こうとするジョイスとホッパー。デモゴルゴンと戦おうとするジョナサンとナンシー。一体田舎町のホーキンスで何が起きていたのでしょうか?ここではシーズン1の出来事を振り返ってみたいと思います。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1第8話
第8章「裏側の世界」
ホッパーとジョイスがブレンナー博士に捕らえられ、子供たちは体育館に取り残される。
ジョナサンとナンシーはウィルの家で戦闘準備を開始する。
(出典:https://www.netflix.com/title/80057281)
インディアナ州ホーキンス
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の舞台となるのはインディアナ州の田舎町ホーキンスです。(ホーキンスは架空の町です)
平和に暮らしていたホーキンスの住人にある日突然不思議なことが起こり始めました。
それが1983年の11月6日だったのです。
町は突然停電を起こしてしまいますが、すぐに復旧します。
しかしこれが異変の合図でもあったのです。
実はこの1983年よりも前にホーキンスで行っていたことが全ての始まりだったのです。
ホーキンスにはエネルギー省が管轄する国立研究施設がありました。
アメリカでは本当にエネルギー省は存在します。
ここでは核兵器の製造と管理や原子力技術の開発などが行われています。
そのエネルギー省の施設がホーキンスにあり、冷戦当時この施設では対ソ連に対する兵器などの開発や研究を行っていました。
その研究の1つが「MKウルトラ計画」と呼ばれる実験でした。
そしてこの実験に参加した女性が1人の子供を産みます。
それがイレブンです。
彼女は特殊な能力を持っていて、研究所ではその力を対ソ連に使おうとします。
さらにホーキンスの裏側にモンスターがいることを見つけた研究所の博士は、そのモンスターも対ソ連の兵器にと考えました。
イレブンを使ってモンスターを探す実験中に事故が起きてしまいます。
裏側の世界に通じるゲートが開いてしまったのです。
さらにイレブンは施設から逃げ出したのでした。
デモゴルゴン
裏側の世界に住むモンスター「デモゴルゴン 」。
デモゴルゴンは開いたゲートから表の世界に出てきます。
その目的は捕食のためでした。
血の匂いのするところに出没し、人間を連れ去ってしまうのでした。
その犠牲になったのが、ウィルとバーバラです。
物語では直接的に描かれていませんが、それ以外にも連れ去られて人は数名いてこの数ヶ月で6人が行方不明になったいたことが最終章で発覚します。
ウィルが生きていることを知ったジョイスとホッパーは自ら裏の世界に入り、ウィルの救出に向かいます。
一方でバーバラがなくなったことを知ったナンシーは、バーバラの仇を討つためにデモゴルゴンと戦うことを決めます。
デモゴルゴンを呼び出すために、自らの手を切りジョナサンとともにモンスターを倒そうとしたのです。
イレブン
特別な能力を持って生まれたイレブン。
彼女はテレパシーや念力を使うことが出来ます。
その力を使ってマイク達を何度も助け、またウィルが生きている事を教えてくれました。
イレブンが研究所を逃げ出してからブレンナー博士は、彼女を探し続けています。
住民の電話を盗聴したりと権力を使って何としてもイレブンを見つけ出そうとしていました。
学校にイレブンがいる事を知った博士は彼女を連れ戻そうと学校に向かいますが、同時にそこにはデモゴルゴンも血の匂いで現れたのでした。
ジョナサン達はデモゴルゴンの退治に失敗していたのです。
学校に現れたデモゴルゴン。
人間が何をしても倒せないデモゴルゴンに向かっていったのはイレブンでした。
そして自分の力を使って、彼女はデモゴルゴンを倒したのでした。
まとめ
1983年という時代設定が、映画やコミック好きにはたまらない設定になっていた『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1。
当時の流行を教えてくれる小物や会話などを、懐かしく感じる事ができました。
物語自体も話が進むにつれて、ホーキンスの町で起きていることとイレブンが繋がりはじめ面白くなっていきました。
シーズン1ではデモゴルゴンを倒したようにみえましたが、裏側の世界はまだ存在していてウィルはどこか様子がおかしいです。
またイレブンも生きているようで、ホッパー署長は彼女の大好きなワッフルを森においていきました。
これを踏まえてシーズン2ではどんな展開になるのかとても楽しみです。